【旅】禁欲しているものは人それぞれ
こんにちは。東京ななです。
最近、パートナーの仕事の関係で、ハラムを意識する機会がありました。
イスラム教の方が食べてはいけないもの、アルコールとお酒。
そんな単純な認識しかなかったので、他に留意することがたくさんあり、やはりイスラム文化は奥が深く歴史があるものだと再認識しました。
余談ですが、パートナーといると勉強するきっかけを作ってくれることが多く、日々成長しているなって思うことがしばしば。
次回、イスラム教の方にお土産を渡すときに注意することなど、考えていきたいと思います。
禁じられている食べ物
حلال
↑ハラルと記載しているようです。
私が、親友とUAE旅行に行ったときに、アラビア語があまりに分からなくて、笑ってしまいました。
幸い、UAEは英語表記が充実しているので安心ではありましたが、言葉の意味を知ることは、その国の背景や文化を知るうえで大切ですよね。
イスラムの教え下記の言葉があります。
- 許されている:ハラール(ハラル)
- 禁じられている:ハラーム(ハラム)※ノンハラルと言う人も
神様に、許され禁じられ、物や行動が示されています。
スーパーでは、食べられない豚肉が売り場が異なるそうです。
UAEは、わりと寛容な国でしたが、それでもお酒を飲める場所は、観光客の出入りが多いお店だけでした。
最近、博多ラーメンの一風堂でもハラル認証店が出たりと、徐々にではありますが、日本でもお店やお菓子などハラル認証されたものが増えてきましたね。
豚
豚から派生したものすべてが禁止されています。
豚以外でも、イスラムの教えのとおり育て、加工されなかったものはハラムとみなされてしまうそうです。
血液が、禁じらている関係もあるんでしょうかね。
肉に関しては、意識している人が多いそうです。
ラードなども豚とみなされます。
また、ゼラチンも動物の骨や皮に多く含まれるコラーゲンというたんぱく質から作られたものです。
酒
イスラムの教えでは、飲酒により酔っぱらった時の害が指摘されています。
私の職場の飲み会は、よくそういった人達を見受けられます。。納得。
消毒アルコールもダメという人もいるそうです。
また、発酵過程で自然にアルコールが醸造される商品、しょうゆやみそ、みりんもダメな人もいるそうですが、こちらに関しては問題ない人も少なくないとか。
同じ、イスラム教といっても少し考え方は異なるようなので、仲がいい人であれば聞いてみるのもいいかもしれません。
初めて会う人に対してのお土産であれば、避けることが無難ですね。
日本でしょうゆ、みそ、みりんを避けるのは、なかなか大変ですからね。
またこんなものもハラムとされることがあります。
なかなかお土産選びには難航しそうですね。
参考:
一般社団法人ハラル・ジャパン協会|ハラールビジネスの戦略的サポート
イスラムの方も喜ぶお土産 7選
(1)やまだ屋 もみじ饅頭
こちらの商品はハラル・ジャパン協会の認証もきちんと受けています。
日本の代表的なお菓子をお土産にできることは喜ばしいですね。
もみじ饅頭は色んな会社があるので、やまだ屋さん以外の物は表記を必ず確認してください。
(2)ヨックモック シガール
この商品は認証を受けていないが、中東で売れ行きがいいということです。
香料で若干のアルコールは入っているものの材料としては含まれていないため、寛容なイスラムの方へのプレゼントにはありですね。
(3)不二家 ホームパイ
(4)ブルボン ルマンド
(5)グリコ ビスコ
(6)ロッテ パイの実
(7)明治 バタークッキー
単純に自分が好きなものを書いただけみたいになりましたが、
日本の銘菓やスーパーでも手に入るお菓子と表示を確認して適切に選んでいきましょうね。
まとめ
来年のオリンピックに向けて、ハラルの表示が今後も増えて行くでしょうね。
現状はまだ、追いついていないというのが現状なので、きちんと表示を確認して選んでいきましょう。
モハメド・アリより
50歳になった時、
20歳の時と同じように世界を見ている人間は、
人生の30年を無駄にしたということだ。
日々、謙虚に学んでいきたいものですね。
頑張りましょう。